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44件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1959-10-28 第33回国会 衆議院 本会議 第3号

現在、表に現われておりまする条約内容を見ましても、たとえば、新条約第三条には、「日本自助及び相互援助により単独で対抗するための能力維持し、かつ発展させる」というヴアンデンバーグ決議による義務を明らかにしております。単独で何と対抗する能力を持つか、それは言わずとはっきりしております。中国、ソ連と対抗するためでありましょう。ところが、今日は、ICBM、原水爆の時代であります。

淺沼稻次郎

1958-11-01 第30回国会 衆議院 予算委員会 第5号

しかし、私はアメリカ上院ヴアンデンバーグ決議案によって、相互防衛条約を締結する場合には、アメリカ日本領土防衛するならば、日本もまたアメリカ領土の一部、あるいは施政権を持っているところを防衛しなければならぬというこの決議案というものは、安保条約基本的構想に入るのじゃないか、そうだとすれば、沖繩、小笠原を——われわれはそんなものは当然日本憲法に抵触するのであって、防衛の範囲に入らないと思うのだけれども

森三樹二

1958-10-31 第30回国会 衆議院 外務委員会 第11号

ところがヴアンデンバーグ決議によって、対等立場に立つということになるならば、アメリカ日本の国を防衛するという義務が生まれる。これは安保条約には義務がなかったが、その義務が生まれる。それだけ義務アメリカで増大するならば、日本においてもアメリカに対する義務が増大すると解釈してもよろしいじゃありませんか。

岡田春夫

1958-10-23 第30回国会 衆議院 内閣委員会 第5号

アメリカにもヴアンデンバーグ決議といったようなワクがある程度あるようでありますが、そういう意味改定交渉をやっていく場合には、何としても最大の制約を受ける現行憲法があるというところに問題がひそんでいるのであって、そこで憲法改正必要性十分自分たちは痛感しており、それもやりたいということをアピールすることによって、何らか有利な形でこの交渉を進めようというような、そういう意図があったのじゃないかというようにすら

石橋政嗣

1958-10-15 第30回国会 衆議院 外務委員会 第4号

このヴアンデンバーグ決議いかんにかかわらず、日本がたとい弱体国家でありましても、台湾韓国の例について見ても、台湾韓国米国双務協定を結んでおります。でありますから、日本も相当に双務的な条約は、結べるものとわれわれは予想をしておりますが、政府の見通しはいかがでございましょうか。

菊池義郎

1954-03-25 第19回国会 参議院 外務委員会 第11号

これは対日講和条約を準備する過程におきましても、たびたびダレス氏が例のヴアンデンバーグ決議というものを持出しておられる。ヴアンデンバーグ決議というのは、米国が他の国に対して軍事援助を与えるという場合、相手方も十分自衛しなければいけない、それから相手方相互援助関係に立たなければいけないということなのであります。これを繰返し繰返し機会あるごとに申しておられるのであります。

田畑茂二郎

1953-07-08 第16回国会 衆議院 予算委員会 第18号

それからそれならば従来ヴアンデンバーグ空軍参謀長というような個人でなしに、たとえば岡崎外相が今日言つておるMSA交渉事前交渉はなかつた、折衝はなかつたけれども、話合いをしたというようなときに、保安庁部下の方で外務省の局課長と一緒にアメリカ大使館の人々、あるいはその他のアメリカ側の人と防衛計画に関連して話合いをしたことはありませんか。

川崎秀二

1953-07-07 第16回国会 参議院 外務委員会 第7号

これはアメリカといたしましては、先ほどのヴアンデンバーグ決議にもございますように、自分から助けるところの能力意思もない国には出さないというのがアメリカ政策でありますから、アメリカは出すけれども被援助国は何もしないで只ならもらいます、金が要るならいやだという国には出したくないという考え方と思います。これは受ける国のほうから逆に考える必要があると思います。

土屋隼

1953-03-14 第15回国会 衆議院 本会議 第41号

拍手アメリカ国防のために、力の真空状態というダレスの巧みな言葉の魔術を利用して、ヴアンデンバーグ決議のあるアメリカ日米安全保障条約を締結したことは、明らかにアメリカに向つて日本の再軍備を約束したことでございます。(拍手)それにもかかわらず、国民に向つては再軍備せずと欺いて来た。このうその一波は万波を生んで、際限なく広がらんとしておるのが吉田内閣の現状でございます。

原彪

1953-02-17 第15回国会 衆議院 予算委員会 第24号

私は、憲法を改正して自衛軍をつくることをきめたからといつて、ただちに日本が実際において国を守ることができるということを申し上げておるのではないのであります、ただ先ほど申しました通りに、ヴアンデンバーグレゾリユーシヨンによりましても、とにもかくにも日本自分の手で自分の国を守るという強い意思表示をしたということでなければ、私はアメリカ援助というものは期待することができないと思う。

小島徹三

1953-02-17 第15回国会 衆議院 予算委員会 第24号

小島委員 次にお聞きしたいのですが、世の中にいわゆるヴアンデンバーグレゾリユーシヨンというものがございますが、そのレゾリユーシヨンによりますと、私たちの了解するところでは、アメリカが外国を援助する場合には、その国が自分の手で自分の国を守るということをはつきりした場合に限つてこれを援助することができるということになつておるようでありますが、そうではございませんか。

小島徹三

1953-02-17 第15回国会 衆議院 予算委員会 第24号

○岡崎国務大臣 ヴアンデンバーグ決議案とおつしやるのは、一九四八年の六月、ヴアンデンバーグの提出した決議案だろうと思いますが、これは相互援助に基く地域的の集団安全保障体制の確立を促進するために、また促進するとともに、アメリカがこの機構に参加するということを明らかにしておりまして、この集団安全保障体制アメリカが参加する、その限度はやはり相手国でも安全保障を十分にしなければならぬという点にあるのでありますが

岡崎勝男

1952-07-24 第13回国会 参議院 内閣委員会 第60号

次に、講和条約発効後九十日以内に占領軍が撤退する、こういうことになつておるわけでありますが、現在の警察予備隊或いは海上警備隊等に対するアメリカ武器貸与関係は一応占領しておる国に対する武器貸与ということで、ヴアンデンバーグ決議精神からいつても純然たる他国に対する武器貸与でないということで説明をし得る余地があるわけであります。

三好始

1952-06-26 第13回国会 参議院 内閣委員会 第50号

それからヴアンデンバーグ決議案はおつしやる通りであります。併し今回の武器貸與は、武器と申しますか、予備隊のほうの武器とか、或いは海上保安庁の船の問題がこれはありましようが、これはヴアンデンバーグ決議案でなければアメリカは貸せないというのでもないと思うので、その間の法律のいろいろの関係アメリカ側でも研究しているのでありまして、それでどうなるか結論が出て来る。

岡崎勝男

1952-06-14 第13回国会 参議院 内閣委員会 第42号

三好始君 貸與をする側の立場を全然理解しないで、貸與関係が円滑に行われるとは到底考えられないのでありまして、私はこの点で多分大橋国務大臣は、ヴアンデンバーグ決議内容精神もよく御存じなんじやないかと思うのでありますけれども、それだけに或いは御答弁することを、本当のことを知つていることを言わないで、答弁されているんじやないかという感じもないでもないのでありますけれども、ヴアンデンバーグ決議内容

三好始

1952-06-07 第13回国会 参議院 内閣・地方行政連合委員会 第9号

国務大臣岡崎勝男君) 私はヴアンデンバーグ決議は今申した通りアメリカ基本方針をきめておるものと考えております。又ヴアンデンバーグ決議等に盛られておりますものは日本のような非常に変態的な……立派な独立国でありますけれども、軍隊がないというような特殊な場合を考えて決議を作つておるわけではないのであります。

岡崎勝男

1952-06-06 第13回国会 参議院 内閣委員会 第36号

三好始君 御承知アメリカ上院で行われたヴアンデンバーグ決議というのがあります、その第三項に、継続的且つ効果的な自助相互援助に基礎を置き、且つ合衆国の安全に影響を與える地域的その他集団的取極に合衆国憲法上の手続に従つて加入することと、こういうことになつておるのでありますが、このヴアンデンバーグ決議日米安全保障條約、或いはそれに基いてできております行政協定第二十四條の共同措置との関係、或いは

三好始

1952-06-06 第13回国会 参議院 内閣委員会 第36号

国務大臣大橋武夫君) 安全保障條約が締結ぜられました当時の説明といたしまして、ヴアンデンバーグ決議に基くところの恒久的な安全保障ということは、日本との関係においてはアメリカとしてはあり得ない、従つて暫定的な措置として日米安全保障條約が締結された、こういうふうに説明を聞いておるわけでございます。

大橋武夫